退職代行.net では退職代行ガーディアンを利用して退職できた99名に大規模なアンケートを実施しました。
どんな人が利用しているのか?退職できた業種や職種はなにか?など、10項目にわたる退職の詳細を伺いました。
前編では退職成功者の年齢や職種と言った属性についてご紹介します。また、後編では退職代行サービスに対するイメージや、使ってみた感想を紹介予定ですのでお楽しみに!
20代を中心にキツイ仕事から退職できた人多数
退職代行ガーディアンで退職できた人で最も多かったのは20代で、圧倒的に正社員に就いている人の利用が多数を占めました。
労働組合系退職代行サービスという特性も関係していますが、やはりアルバイトやパートよりも正社員の方が辞めにくい雇用形態であることがわかります。
また、若い世代ほど退職代行という新しいサービスに対するバリアが低く、今どきの会社の辞め方として認識されていることも影響しているでしょう。
20代男性が多いものの、3割は女性
退職時の年齢を聞いたところ5割以上が20代で、10代~30代以下まで含めると85%以上になることがわかりました。
若い世代ほど、退職代行サービスという新しい選択肢に対して積極的と言えます。
性別では6割以上が男性ですが、これは男女の就業率(※)が関係していると言えます。
※参考「第2節 男女の就業の現状と変化|内閣府」
また、女性も3割を占めていることから、辞めたいけれど辞めにくい…と感じている人は男女ともにいることがわかりました。
接客や福祉など、大変な仕事につく正社員が辞めたがっている
退職できた人の雇用形態を聞いたところ、85%近くの人が正社員と答えました。
契約社員や派遣社員と違って、契約期間が設けられていないことも多く、今辞めなければ辞められない!と決心して、退職代行サービスを利用していると思われます。
また、アルバイトやパートが1割を占めていることから、退職代行サービスは多様な雇用形態に対応していることもわかりました。
退職できた業種や職種を聞いたところ、接客業が一番多く、次に介護や福祉、建設業など3Kと呼ばれる精神的にも体力的にも厳しい仕事に就いている人からの需要が高いようです。
今年に入ってからの利用が伸びている
なお、退職代行サービスの利用時期を聞いたところ、ほとんどが2020年に入ってからの利用でした。
退職代行はもはや一般的な辞め方のひとつ
退職代行サービスが始まったのが2017年頃ですが、3年を経て退職代行に関する認知度が上がり、利用する人もどんどん増えてきています。
若い人の利用が多数を占めていますが、中年~シニア層の利用も増えてきており、退職代行はもはや一般的な退職方法のひとつとなっています。
年齢や性別、業種や職種に関係なく「自分で辞めることが難しい…」と感じているなら、退職代行サービスの利用を検討してみてもいいでしょう。
アンケートの後編では退職代行を実際に利用してみた感想について、利用者の声をもとに紹介します。お楽しみに!